目次
- はじめに
- 【前提】まず“可視化”:支払いをクレカ(orコード)に一本化
- 基本編:誰でもできる定番の食費節約術
- 自炊を“無理なく”習慣化する秘策
- まとめ買い→小分け冷凍で「平日のハードル」を極小化
- キャッシュレス決済・ポイント還元の“実用ルート”
- 仕組み化&テクでラクする(生活に溶け込む上級ワザ)
- 自動調理家電(ホットクック等)で“外食の誘惑”を断つ
- 株主優待は“外食”だけじゃない:常備品で食費を削る
- ※ふるさと納税は次回詳しく(制度変更に合わせて解説)
- まとめ:続けられる仕組みが、いちばん強い
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はじめに
「もう節約はやり尽くした…」と思っていませんか?
実は、食費にはまだまだ見直しの余地があります。この記事では、今日から実行できるコツと、続けやすい仕組みの作り方をセットで紹介します。
【前提】まず“可視化”:支払いをクレカ(orコード)に一本化
- 現状把握がすべての出発点。支払いを原則クレカ(orコード決済)に統一すると、家計アプリ(マネーフォワードME、Zaimなど)で自動集計でき、食材・外食・カフェなどの項目が即見えます。
- 最初の1か月は「何も直さず記録だけ」。実態→原因→対策の順で改善するとブレません。
- KPIはシンプルでOK:
- 月食費の上限(例:手取りの10〜15%)
- 自炊回数、廃棄量(g)、外食回数
👉 家計管理の基盤を固めたい方は、まずこちらの記事もどうぞ
基本編:誰でもできる定番の食費節約術
自炊を“無理なく”習慣化する秘策
- 時間帯を固定:平日19:30〜20:00は“キッチンに立つだけ”を目標に。作るメニューはその日の気分でOK。
- 型を持つ:丼/炒め物/鍋/スープ/パスタの5型をローテ。
- 調味料の“核”を決める:めんつゆ・オイスター・塩麴・カレー粉の4核があれば大体おいしい。
“習慣のコツ”はハードルを下げること。完璧なメニューより、台所に立つ回数を増やす方が長期的に効きます。
まとめ買い→小分け冷凍で「平日のハードル」を極小化
- 週1回の買い出し→15分だけ下ごしらえ:
- 鶏むね・豚こまを下味冷凍3種(塩麴/しょうが醤油/カレー粉+ヨーグルト)
- 刻みねぎ・きのこミックスを冷凍ストック
- ごはんは一度に炊いて小分け冷凍(150g×数個)
- 平日の“意思決定”を削る:
- 「肉A+冷凍ミックス+核調味料」で10分一品
- “帰宅→レンジでごはん→焼くだけ”の動線を作る
ポイントは手間の先送り。平日に考えない・切らない・計量しないを実現すれば、外食やデリバリーの誘惑は一気に減ります。
キャッシュレス決済・ポイント還元の“実用ルート”
- 楽天ルート:楽天カード → 楽天ペイ(コード払い)+楽天ポイントカード
- PayPayルート:PayPayカード → PayPay(対象スーパー・ドラッグ)
- イオン系ルート:イオンカード or WAON(お客様感謝デー+火曜市)
- ドラッグストア:ポイント倍率デーでパスタ・米・缶詰を補充
同じ買い物でも“支払い動線”次第で年1万円以上差になることも。よく行く店3つのルートだけ覚えれば十分です。
仕組み化&テクでラクする(生活に溶け込む上級ワザ)
自動調理家電(ホットクック等)で“外食の誘惑”を断つ
- 材料+調味料→ボタンで放置OK。帰宅→即スタート→風呂→できあがりの“家事導線”が作れます。
- 下味冷凍×ホットクックの相性が最強:朝に冷蔵へ移す→夜は鍋に入れるだけ。
- 費用対効果イメージ:外食(1,000円×週2)→月8,000円がほぼ0に近づく。数ヶ月で本体代の元が取れることも。
“意思の力”ではなく機械の力で生活を変える。だからこそ、「買ってよかった」「コスパもタイパも最高」と感じる人が多いのです。
購入までのハードルが高く、使ったことがない人からは否定的な声もあります。ですが、実際に使っている人の評価は総じて高め。レンタルサービスなどで一度試してみると、その便利さを実感できるはずです。
株主優待は“外食”だけじゃない:常備品で食費を削る
- 外食券だけでなく、ジャム・梅干し・海苔・調味料など常備品の優待も狙い目。
- ストック型優待は管理がラクで廃棄リスクが低い。
- 今後「食費に効く優待銘柄」の記事で、具体銘柄や効果を詳しく紹介予定。
“毎日の朝食コストが優待で浮く”という実感は大きい。地味ですが効く節約法です。
※ふるさと納税は次回詳しく(制度変更に合わせて解説)
- 食費を税控除でカバーできる強力な仕組みですが、制度変更が近いため次の記事で詳細解説します。
まとめ:続けられる仕組みが、いちばん強い
- 可視化→原因→対策の順で改善する
- 自炊のハードルは「下ごしらえの先回り」で下げる
- キャッシュレスは“よく行く店3つのルート”で十分
- ホットクックなどの自動調理家電で外食を減らす
- 株主優待やふるさと納税は固定削減につながる
節約は“我慢”より“仕組み”。外食に流れがちな夜も、下味冷凍+自動調理が回り出せば、自然に食費は落ち着きます。
そして、浮いたお金を投資に回すことで、あなたの資産は雪だるま式に増えていきます。

